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タカラトミー「おもちゃアイデアコンテスト2015」募集開始-プロアマ年齢不問

副社長兼COOのハロルド・G・メイさん(中央)と、専務執行役員の眞下修さん(左)

副社長兼COOのハロルド・G・メイさん(中央)と、専務執行役員の眞下修さん(左)

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 タカラトミー(葛飾区立石7)が12月5日、「おもちゃアイデアコンテスト2015」の応募を開始し、記者会見は動画配信サイト「ニコニコ生放送」でも同時中継された。

テーマのおもちゃと最優秀賞の副賞

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 創業90周年迎えた同社。企業理念として「こどもたち・わたしたち・株主・パートナー・社会すべての『夢』の実現のために、新しい遊びの価値を創造する」を掲げる。同プロジェクトは、同社が「おもちゃのプロフェッショナル」としてこれまで培ってきた「おもちゃの意義」、育ててきた「ブランドの価値」を大切にしつつ、プロ集団が考えるおもちゃではなく、遊ぶ子どもが思い描く・広く一般の大人が面白いと考える新しいおもちゃを生み出したい、との考えから始動した。

 内容は「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」「ベビーグッズ」の4部門で、各商品を使い新しいアイデアや商品を提案するもの。「商品タイトル」と「簡単な商品概要」があれば応募できる。年齢制限はなく、プロアマも問わない。最優秀賞には賞金100万円と副賞としておもちゃ1年分が贈呈される。締め切りは1月15日。来年6月に行われる「東京おもちゃショー2015」にて受賞発表が行われ、最優秀賞の作品は、同年末頃、商品化となる予定。

 記者会見では、登壇した副社長兼COOのハロルド・G・メイさんと、専務執行役員の眞下(ましも)修さんを前に、早速「アイデアを考えた」と直談判プレゼンをする社員も。「服や身につけるアイテムによって声が変わるリカちゃん」などモノマネを交えながら発表したが、眞下さんより「社員は応募不可」という言葉を受け撃沈する場面もあった。

 応募者に対してのメッセージとして、メイさんは「私たちの夢ではなく、消費者の夢をかなえたい。壮大なアイデアでも、今ある商品に少し付け加えることでも構わないので、子どもの心に戻って自由な発想で応募してほしい」と期待を込める。

 登壇した2人に対し、「もし同社の社員でなかったら、どんなアイデアを提案するか」との不意をつく質問に、メイさんは「リカちゃんに海外の要素を加え、もっと海外に打ち出していきたい」と、眞下さんは「大人がより楽しめるリアルな電車や車」とあれこれと思い巡らせながら答えていた。

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