水元体育館(葛飾区水元1)で11月30日、「ふれあいフェスタ2014が開催された。主催は一般社団法人 オール水元スポーツクラブ。
春と秋の2回、毎年開催される同イベント。同クラブ会員のコミュニケーション向上や地域活性が目的。スポーツやフリーマーケット、模擬店など、子どもから高齢者まで楽しめプログラムになっている。
施設内1階の体育室では、午前中、「カローリング」や「スポーツ輪投げ」などが行われ、午後は「ふれあいミニ運動会」として、紅白玉入れやフォークダンスなどが行われ、すべて自由に参加できる。
2階の柔道・剣道場、会議室では、「スポーツ吹矢」「ジャズダンス」などを体験でき、それぞれの種目には参加賞が用意され、成績優秀者には賞品も進呈された。初めて「スポーツ吹矢」に挑戦する小学生は、スタッフの親切に手ほどきを受けながら、真剣な眼差しで遠く離れた円形の的をめがけて矢を放ち、一瞬の精神集中と矢を当てた満足感を味わっていた。
事務局長の植草久利さんは、「今回は天候に恵まれたこともあり、いつも以上に来場者が多く、参加賞も400用意していたが、開始早々に足りなくなるほど好評だった」と満足な様子。
また、屋外の水元ふれあい広場では、区内初の「スポーツゴミ拾い in 水元」が行われた。ルールは3人1組で1時間以内に拾ったゴミの種類と重さでポイントに換算し、順位を競うもの。周辺の中学校や公園などを主なエリアとして行われた。
11チームが参加し、集められたゴミの総重量は71.15キログラム。上位3チームには賞品と表彰状が進呈された。9.3キログラムのゴミを集めた第2位「葛美Eチーム」(中学2年)は「タバコの吸殻が多かったことや、タイヤやサンダルなどが捨てられていたことにびっくりした」と話す。