亀有の豚ホルモン専門店「豚のホルモン 大力」(葛飾区亀有5、TEL 03-3628-7743)が今年で開店7周年を迎えた。
同店は金町店(葛飾区金町6)の2号店として2002年1月にオープン。席数はカウンター中心の13席で、20~50代の男女がメーン。客単価は2,000円前後。
豚ホルモンを韓国風と大阪風のオリジナルタレで食べるのが同店の特徴。価格帯もホルモン(500円)を中心に低めに抑えた。中でも豚のハラミ刺し(570円)は、生卵と特製のタレを絡めて食べるメニューが好評で、多くのリピーター客を集めている。
オリジナルエキスと焼酎、炭酸を割った「大力ハイボール」(320円)も常連客の人気のメニュー。同店店主の秋山さんは「お客様の8割はこのハイボールを注文する。エキスはアンズなどを使ったオリジナルの配合で、焼酎と炭酸のきつさを和らげて、女性でも若い人でも飲みやすく工夫している」と話す。
中国・大連出身の秋山さんは、日本大学芸術学部写真学科を卒業後プロカメラマンとして活躍し、結婚を機に現在の仕事い就いた。カメラマンからホルモン焼店の店主への転身について、「カメラマン時代とは異なり多くのお客さんとの接点があり、また異なる楽しみがある。7年続けてきたのもこうした常連さんに支えられてきた部分が非常に大きい」と7年間を振り返る。
同店では現在、7周年を記念したキャンペーンを実施中。大力ハイボールとホルモン各種の中から1皿を700円で提供している。「多くのお客さんに来てほしいとも思うが、やはり日ごろ来てくれる常連さんにも感謝の気持ちを込めてサービスしたい」(同)。19時~21時は特に混雑しており、「席がいっぱいに見えるかもしれないが、常連同士席を譲り合うこともある。来店したら声を掛けてほしい」とも。
営業時間は16時30分~23時30分(ラストオーダー)。火曜定休。