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葛飾の高校で「BRIDGET」がダンス教室 「基礎を大切に」とエール

指導熱心な「BRIDGET」のメンバー

指導熱心な「BRIDGET」のメンバー

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 葛飾総合高等学校(葛飾区南水元4)ダンス部で7月23日、7人組ダンス・ボーカルグループ「BRIDGET(ブリジット)」メンバーによるダンス教室が行われた。

教材は「BRIDGET」の「STILL I RISE」

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 約1時間にわたり行われた同教室には、同グループメンバ-のHAYATOさん、YUさん、RYOさん、MASAさんのダンサー4人が講師として来校。双子のYUさん、RYOさんをメーン講師に、HAYATOさん、MASAさんが両サイドで生徒たちをフォローした。

 今回のダンス教室は、BRIDGETと同区の子どもたちの夢を応援する団体「一般社団法人キッズチャレンジ未来」の交流により、ダンス体験・レッスンを通じて人材育成を区内の学校に無料で実施するプロジェクトのプレイベントとして実施。同日、葛飾総合高校以外にも同区の四ツ木中学校でも同様のダンス教室が行われた。

 同校のダンス部には顧問がいるが、指導者はいないため部活の先輩から後輩に技術を指導していくスタイルが通例となっている。顧問の清水覚子さんは「今回のお話は生徒たちにとって、本当にうれしいお話」と話す。

レッスンは基礎的なアップからスタート。「アップダウン、アイソレーションが大事。ダンスが大きく見えるようになるから基礎は大切に」などYUさんからアドバイスが飛んだ。

 メーンとなる教室の題材はBRIDGETの「STILL I RISE」のサビ部分。最初は曲のテンポを遅めに流して振りのポイントを細かく伝え、徐々に元の曲のテンポに戻して繰り返し練習していくというもの。途中、YUさんが休憩を挟んだが、生徒たちが自発的にメンバーの周りに集まり、結果、休憩を取らずにレッスンが続行された。

 ダンス教室のレッスン開始20分以上前から、生徒たちが自発的に「身体が冷えるといけないなから動こう」という呼び掛けのもと、部員全員が鏡の前で練習を開始する姿に、プロに教えてもらうという事への強い意気込みを見せていた。

 レッスン終了後、部の1・2年生が大会で発表するダンスをBRIDGETに披露。メンバーからは口々に「かっこいい」との声が上がり、RYOさんは「構成もしっかりしていてかっこいい。もっと精度を高めていけば大きく見えて良くなる」とエールを送った。

 その後、メンバーとの記念撮影、CDのプレゼントじゃんけん大会、部員たちが今後も同曲のダンスの練習ができるように、メンバー4人だけでダンスを踊り、生徒たちにその姿を各自のスマホで動画を撮影してもらうというサプライズも。じゃんけん大会でCDを勝ち取った雪乃さん、亜美さんは「うれしかった。聴きます」と声を弾ませていた。

 BRIDGETのリーダーHAYATOさんは「僕たちもダンスができないところから始めて、ダンスを通じて今日のようなすてきな出会いがあった。ダンスを通じて皆さまとすてきな時間を作れたらいいなと思ってる」と話していた。

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