東京拘置所(葛飾区小菅1)で10月3日、「矯正展」が行われた。
「地域に開かれた施設」として、周辺住民の理解を深める目的で開く同展は今年で4回目。この日は、今年4月から法務省の矯正支援官を務めるAKB48の高橋みなみさんが来場した。
「法務省矯正支援官」は、全国の刑務所や少年院訪問を通じ、受刑者の更生促進と施設を置く各地域の近隣住人へのさらなる支援・協力促進を図る。
オープニングセレモニーで葛飾区・足立区などのゆるキャラ10体と共に登場した高橋さんは「安心安全の施設であり、地域の理解をさらに得られるよう、矯正に対して一人でも多くの人に関心を持ってもらいたい」と話した。
出店ブースでは全国の刑務所や少年院出展もあり、横須賀刑務支所の作る固形洗剤「ブルースティック」が人気を集めていた。函館少年刑務所の「○獄(まるごく)」屋号が入った帆布製品の販売ブースには2重3重の人だかりができていた。