葛飾区水元総合スポーツセンター(東京都葛飾区1)体育館が2月28日、リニューアルオープンした。
奥戸の「総合スポーツセンター」(葛飾区奥戸7)と合わせて2カ所目の区体育館となる同施設。開館から30年以上が経過した旧体育館の老朽化に伴い、同区のスポーツ振興への取り組みとして新たに建設した。広さは都内で2番目の広さという。
同日行ったオープニングイベントで青木克徳葛飾区長は「スポーツは見るのもいいが、自身が身体を使って楽しむのも大切」とあいさつ。
続くセレモニーでは、北京オリンピック・トランポリン元日本代表選手の外村哲也さんがオリンピックで行ったという技を披露し、来場者から歓声が上がった。外村選手は「新しい体育館と新しいトランポリンでの演技は初めて。いい3回宙返りができた。見せられてよかった」と笑顔を浮かべた。
当日は、施設内を周遊するスタンプラリー、屋外フードコートで飲食販売や「葛飾元気野菜」の即売会も行われた。
会場ではこのほか、水泳の中村真衣選手や柔道の古賀稔彦選手による体験教室、直接レッスンも行われ、近隣住民だけでなく他県からの来場者の姿もあった。
同館館長の吉岡美江子さんは「当施設のコンセプトは『お客さんに笑顔で優しい施設』。今日のイベントをきっかけに、気軽にスポーツに親しめる環境を知ってもらい、たくさんの人に笑顔になってもらえれば」と利用を呼び掛ける。
開館時間は9時~21時。毎月第2水曜休館 (7・8月無休)。