亀有地域一帯で3月26日・27日、「亀有商店街大走査線~海パン刑事をさがせ!~」が行われる。
漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(こち亀)の舞台となる葛飾区亀有地域の商店街が、同作品連載40周年を祝うイベントとして企画された。
当日は亀有駅南口前へ、同作品に登場する「派出所」に装飾したテントを設置、漫画から飛び出した両津勘吉(両さん)、中川、麗子の3人が常駐。イベントへの参加証明となるパンフレット、キャラクターサンバイザーを配布する。パフレットの配布は「ゆうろ~どサービスカウンター」「アリオ亀有内こち亀ゲームぱ~く」でも配布する。
両日、4つのエリアに分けられた亀有の街の40カ所に同作品キャラクターの書き割りパネルを掲出。その中から各エリアに1枚だけ設置するキャラクター、警視庁の誇るエリート刑事「汚野武(きたのたけし)」こと「海パン刑事」の書き割りを探し出す内容。パンフレットを所定の場所で受け取ることで参加でき、紙面に記載された地図を頼りに亀有の街を回遊する。
掲出される書き割りの中には顔出し用のものもある。同企画を担当する伊勢屋亀有本店の佐藤尚吾さんは「現実の亀有の中に散らばったこち亀のキャラクターたちと一緒に写真を撮って、フェイスブックやツイッターなどで亀有の街の様子を発信してほしい。ネットを通じて世界中のこち亀ファンも一緒に連載40周年を祝ってほしい」と話す。
「こち亀のイメージ通り、当日は、とにかく亀有の街が普段以上ににぎわってほしい」と熱弁を振るう佐藤さん。「コスプレ歓迎、海パン刑事でもオッケー、ただし電車には乗るな。現職警官は休暇届を出してから制服で来て。これがこち亀の良い所」とこち亀への愛情をほとばしらせる。