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葛飾区と鹿角市が連携・協力で協定書締結 地域の魅力相互支援へ

児玉一鹿角市長(左)と青木克徳葛飾区長(右)

児玉一鹿角市長(左)と青木克徳葛飾区長(右)

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 葛飾区役所(葛飾区立石5)で5月31日、葛飾区および鹿角市の連携・協力による協定書締結式が行われた。

協定書へのサイン

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 協定の目的は、両市区がそれぞれ魅力や特性を生かし、連携・協力することで、相互の発展と魅力ある地域の形成に寄与すること。

 鹿角市は秋田県の最北東部、北東北3県のほぼ中央に位置し、北は青森県、東は岩手県に接しており、日本三大ばやしの一つ「花輪ばやし」や国の重要無形民俗文化財に指定されてる「毛馬内(けまない)の盆踊」で知られる土地。

 両市区の交流は1974(昭和49)年に同区四ツ木小学校に通う児童による「田舎の無い子どもたち」への自然体験に始まり、同小学校の児童による同市での農業体験学習、同市の児童が東京の生活を体験する「都市体験」など、40年以上に及ぶ。

 「今回の協定をプロジェクトとして捉えている」と話す児玉一市長は「子どもたちの都市体験10年目の節目でもあり、これを機により関係を深めていきたい」とも。

 同市は映画「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」(35作)のロケ地であること以外に、サッカー漫画「キャプテン翼」に登場する、空中サッカーの申し子「立花兄弟」の出身地として同区とのゆかりもあり、今年1月に同区で開催されたイベント「キャプテン翼CUP2016」へキャプテン翼ゆかりの自治体として物産展にも参加している。

 青木克徳区長は「四ツ木はキャプテン翼の作者である高橋先生の出身地でもあり、深い縁を感じる。鹿角市は自然豊かな土地、今回の協定ではさまざまな事が幅広く包括できるので、一緒に地域の魅力を高めていきたい」と話す。

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