ハヤブサ技研(葛飾区東四つ木1、TEL 03-5672-5881)が5月17日、コーヒーネルフィルター専用脱水機「ハヤブサネルドライジェット5000」の販売を始めた。
前機「ハヤブサネルドライジェット3500」は10秒固定のタイマー式だったが、同機はスイッチを押している間だけ作動する方式に仕様を変更。ネルの大きさに応じて脱水時間を調節できる利便性とコストダウンを両立させた。
仕様変更について同社の鴫谷昌男さんは「写真などでは伝わりにくいが、現場での使用状況を見て、ふたを途中まで開けたまま固定できるようにも改良した」と話す。
前機の使用について、コーヒー店で働く若い女性から「今までコーヒーネルを手で絞っていたのでとても助かっている」と感謝されたと話す同社の濵義人さん。「大人が手でやってもコーヒーネルの水分は絞り切れない。サイズにもよるが、これなら5秒くらいで脱水できる」と自信をうかがわせる。
濵さんは「変わらないのは地元町工場の技術がふんだんに使われている部分。何かあったらパッといける、長い付き合いの企業ばかり」と胸を張る。
価格は29万円(税別)。問い合わせは同社まで。