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葛飾・堀切のギャラリーで彫刻家・松本崇宏さん個展 完成に1年かけた力作も

新進気鋭の彫刻家による作品 何かを訴える女性像

新進気鋭の彫刻家による作品 何かを訴える女性像

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 堀切菖蒲(しょうぶ)園駅近くにある画廊「HHH gallery(エイチ・ギャラリー)」(小菅2、TEL 03-6662-9331)で8月20日、彫刻家・松本崇宏さんによる個展が始まった。

1年かかった新作 人気ロックバンドのボーカルをモデルにして彫った

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 松本さんは10代で彫刻に出会い、愛知県立芸術大学彫刻科で彫刻を学び上京。同ギャラリー運営者の一人・HAROSHIさんは「デッサンのスキルに裏打ちされた松本さんの彫刻作品はクオリティーが高い」と話す。

 会場では、男女をモチーフにした彫刻作品2点を展示する。うち男性像は、ロックバンド「BRAHMAN」のボーカル・TOSHI-LOWさんがモデルという。

 松本さんによると、TOSHI-LOWさんは彫刻を始めた時から仕事をする上で影響を受けた人物といい、今回の個展開催に当たり、TOSHI-LOWさん本人に依頼して、デッサンを描き上げ彫刻したという。完成までに費やした期間は過去最長で、「1年ほどかかった」とも。「魂を込めるというより、引き出された感覚のほうが強かった」と振り返る。

 このほか、肖像画が5点も展示。HAROSHIさんは「松本さんはデッサン作品も魅力的。数年後にはもっと注目される作家になっていくだろう」と期待を寄せる。

 開催時間は、8月27日・28日=12時~20時。

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