京成立石駅(立石1)を中心とした周辺地域で9月3日、「第14回立石フェスタ」が開催される。
スタッフTシャツ。西暦(昭和28)年に撮影された京成立石駅がモチーフ
立石商店連合会が主催し、サンバパレードをはじめ、音楽やダンス、ワークショップなど幅広い企画を展開する同イベント。今年のテーマは「NIGHT and DAY」。「いつも」「いつでも」を表す慣用表現である言葉をキーワードに、立石の歴史や世代を超えて育まれてきた地域への愛着を見つめ直そうと呼び掛ける。
毎年趣向を凝らした企画でにぎわう同イベントで今年の注目は「立石ラップのど自慢」と立石フェスタ実行委員の細谷政男さん。ラップ講師のマチーデフさん企画・監修の下、地元の子どもや大人10組の出場者がステージで「マイラップ」を繰り広げる。最大の見せ場はサンバの掛け声。区長のサンバパレード始まりの掛け声を、今年はラップ調にして盛り上げようと計画しているという。
今年初の試みとして前夜祭を実施。土曜は仕事があって参加できないという人にも楽しんでもらえるようにと音楽イベントを開く。ぴいこ音楽祭ステージ(立石7)で、「The Route6」と「MY GENERATION」の2組のバンドが生演奏し、翌日のメインイベントに向けての案内やパンフレットの配布を行う予定。開催時間は19時~21時。
細谷さんは「町や郷土をしみじみ感じたことがない人が多いと思う。自分たちの町はこんなところなんだと、身にしみて感じてほしい」と今年のテーマに触れ、「立石らしい催しにして、町全体が皆さんに愛されるものにしたい」と意気込む。
当日は併せて、加盟61店の立石バルが開催されるほか、大抽選会や打ち水イベントなどの企画も行われる。
立石フェスタの開催時間は9時~17時。