都立水元公園(水元公園3)で10月22日・23日、「第13回水元公園ふれあいフェスティバル」が開催された。
「地域の交流や親子でふれあう機会の創出」をテーマに行われている同イベントは、毎年2万人を超える来場者でにぎわう。
今回も「クラフト教室」では、水元公園で集められた木の実や枝などを使って多くの親子が野外工作を楽しんだ。友の会(公園ボランティア)によって、長い時間と手間をかけ下処理をし準備された材料は、60分間の時間制限内で使い放題で、いくつでも作品を作ることができた。リースや動物など思い思いに工夫を凝らし、参加者は無言になるほど作業に夢中。完成後は親子で作品について自慢し合ったり笑いながら語り合ったりする姿が見られた。
ほかにも、シュロの葉で「草バッタ」やオギの穂を使った「ミミズク」の作り方をレクチャーするコーナーや、「オナモミダーツ」「竹ぽっくり」「こま」「投げなわ」などの昔遊びコーナーも用意され、大人も童心に返ってチャレンジしていた。
会場で焼いた「ホクホク焼き芋」や「苗木」の無料配布も人気で、先着順ということもあり長い行列ができていた。
子どもも大人も自然と触れ合いながら、秋の一日を過ごしていた。