「原町青年寮 奥戸福祉館」(葛飾区奥戸3)で10月30日、「やまももまつり」が開催された。
今年で22回目の開催にちなみ、「南葛ニンニン(22)まつり」をテーマに掲げた同イベント。職員や施設の利用者が忍者をイメージした服装で来場者をもてなした。
オープニングでは、地元の子どもたちによる太鼓サークル「風の鼓(かぜのこ)」が忍者アニメの主題歌などの楽曲を力強く演奏。館長の丸山仁美さんは「外は寒いが、施設の中は熱気であふれている。1年に一度のお祭りを楽しんでほしい」とあいさつした。
館内では、クイズラリー、花やしきから出張した「手裏剣道場」などのアトラクションでにぎわいを見せ、恒例の「パン作り体験コーナー」では、子どもたちが目を輝かせながらパン作りにはげんでいた。
当日は、地元サッカーチーム南葛SCの選手も応援に駆け付け、施設利用者や多くの来場者と触れ合い、イベントを盛り上げたほか、同チームとコラボした「ナンカツバーガー」のPRも行った。
職員の中嶋房枝さんは「当イベントを通じて、地域の中に障害を持つ人がいることを知ってもらい、一緒に暮らしていくことを知ってもらうきっかけになれば」と話す。