葛飾区浴場組合連合会が昨年12月から、区内の公衆浴場(銭湯)の情報発信を行うホームページ「葛飾銭湯」の運用を始めた。
同ホームページの運営を担当する「じも研」(葛飾区亀有5)の近藤彩さんは「私も地元民なので、地元銭湯に携われるのがうれしい。検索機能の充実さと、おすすめルートから銭湯を探す機能はほかの銭湯のホームページには無かった機能なので、銭湯の良い所だけでなく、地域の良い所も一緒に発信していきたい」と意欲を見せる。
同ホームページは、区内の銭湯イベント情報の発信を主目的に、災害発生時は地域情報発信の拠点としての活用も視野に入れる。
同会会長の石倉幸雄さんは「前会長の時から、被災地の状況を知り、災害時の対策としてインターネットを使った情報発信の場所が必要と考えていた。ホームページだけでなく同時にSNSと連動した情報発信をする事で、銭湯に来た事の無い若い人にも銭湯に興味をもってくれたら」と期待を寄せる。
「検索だけのホームページでは面白くないので、各浴場の看板犬やコイなどの記事も面白いと思うし、それぞれの銭湯の魅力を引き出せるホームページにしたい」とも。