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葛飾区とタカラトミーが連携・協力に調印 夏休みに博物館で特別展も

葛飾区とタカラトミーによる調印式

葛飾区とタカラトミーによる調印式

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 葛飾区郷土と天文の博物館(葛飾区白鳥3)で7月26日、葛飾区とタカラトミーが連携・協力に関する協定書の調印式を行った。葛飾区が企業と協定を結ぶのは、今回が初となる。

トミカ・プラレールで再現された葛飾の街

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 協定書では、相互が連携・協力して地域の活性化を推進する目的で、区政のPR、環境対策、観光振興、子ども・青少年育成に関することが記されている。

 調印式のあいさつで、青木克徳葛飾区長は「葛飾はおもちゃの街。タカラトミーの歴史的なおもちゃといっしょに、葛飾の魅力も楽しんでほしい」と話す。

 タカラトミー社長のH.G.メイさんは「葛飾がわれわれのルーツ。われわれも葛飾区の一員ということを忘れてはいない。タカラトミーのおもちゃが、ここから生まれているということを世界へ広めたい。多くの子どもたちの夢を実現できるように、区と一緒に頑張っていきたい」とあいさつした。

 協業の第1弾として、同所で9月3日まで、特別展「かつしかホビトリー ~おもちゃの街かつしかとタカラトミー~」が行われる。

 1階体験学習室では、葛飾の街をトミカ・プラレールで再現したジオラマが展示。2階郷土展示室では、ベーゴマと同社のベイブレードバーストが遊びながら体験できるコーナー、特別展示室では、タカラトミーの歩みを紹介するパネルと、歴史的な玩具展示に加え、「リカちゃんと葛飾区を街歩きフォトスポット」、リカちゃん35周年の際に制作された、総カラット数51.433カラット、計881個(1億円相当)のダイヤモンドを身に着けた「ファンシーダイヤモンド・リカちゃん」を展示している。

 当日は、一般公開時間前に近隣の白鳥小学校から代表委員の子どもたち9人が招待され、同社のおもちゃの歴史に触れ、青木さん、メイさんと記念撮影も行った。

 同館館長の石橋智博さんは「学芸員が調査研究しきれない企画展示が行えるのはうれしい。タカラトミーの商品は世代を重ねて進化していくロングセラー商品が多いので、おもちゃの移り変わりをテーマにした企画展も楽しそう」と期待を込める。

 同所の開館時間は9時~17時(祝日以外の金曜・土曜は21日まで)。月曜、第2・4火曜休館。入場料は、大人=100円、小・中学生=50円、幼児無料(土曜無料)。

 8月25日~27日はスペシャルイベントとして、同社のおもちゃで遊べるキッズコーナーが解放される。

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