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葛飾納涼花火大会に68万人 雷雨予報はねのけ開催、観光大使もナレーションで参加

来場者から花火師へ光のエール

来場者から花火師へ光のエール

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 江戸川河川敷にある葛飾区柴又野球場で7月25日、「第51回葛飾納涼花火大会」が行われた。

花火大会の様子

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 前日まで雷雨の予報により中止が懸念されていたが、当日の空模様から10時に開催を決定。葛飾区によると、この日の人出は約68万人だった。

花火の打ち上げ開始前には、小雨がちらつく場面もあったが、打ち上げ直前には天候の不安は無く、無事に1万3000発の花火が江戸川の夜空で花開いた。

 開演前のあいさつで、青木克徳葛飾区長は「葛飾の花火が見たいと願う皆さんの力が雨雲を追っ払った」と話す。齊藤勝治大会実行委員長は「全国を旅した寅さんが訪れた場所の中には、震災で被災した場所もある。今日は被災地の復興も願い、花火を打ち上げたい」と話した。

 19時20分、恒例となった葛飾区長と葛飾納涼花火大会実行委員長による点火を合図に、「グランドオープン『新たな未来へ』」から「グランドフィナーレ ~大空中ナイアガラ~」まで全6プログラムを打ち上げた。

 新企画の「葛飾観光大使『 葛飾の魅力満載花火』」ではLiLiCoさん、「CHEMISTRY(ケミストリー)」の川畑要さん、内山信二さんら葛飾観光大使3人のナレーションに乗せて花火が打ち上げられた。ケミストリーの楽曲「PIECES OF A DREAM」に乗せて花火を打ち上げる場面では、会場の女性客からひときわ大きな歓声が上がっていた。

 グランドフィナーレ終了後は、場内アナウンスの呼び掛けにより、来場者が手持ちのペンライトやスマホなどの光る物を掲げて花火師に感謝が伝えられた。

 花火師たちは、来場者の感謝の光に応えて花火を派手に打ち上げ大会は幕を閉じた。

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