葛飾・亀有で創業61年の老舗「マルミヤパン店」(葛飾区亀有1)の「お花サンド」が、5月に発売された「フルーツサンド本」(昭文社)で紹介された。
家族経営の同店は、総菜パンから菓子パンまで毎日80種類以上のパンを店内で仕込み販売しており、昔ながらの手作りパン店として地元で親しまれている。
「フルーツサンド本」は、断面の美しさや美味しさでここ数年存在感を増しているフルーツサンドにスポットを当て、有名店をはじめ全国のフルーツサンドを取り扱っている店を紹介している。
同店の宮地朋子さんは「多くの有名店が取り上げられている中で掲載されて、とても光栄。有名店のフルーツサンドは単価が高いが、当店は地元のお客さまや子どもたちに気軽に食べてほしいという思いから、一切れずつ販売するなど価格を抑えて販売している」と話す。
「お花サンド」は旬の果物を毎日仕入れ、季節ごとに果物の種類を変えて作っており、年間を通してさまざまな「お花サンド」をそろえる。
今後について、宮地さんは「自宅で食事することが多くなっている今、通販を積極的に進めたり日持ちするパンを作るなどして、お客さまに喜んでもらえたら」と展望を語る。
営業時間は8時~20時。月曜定休。