葛飾・堀切にある改良メダカ専門店「堀切めだか」(葛飾区堀切7)が5月27日、メダカの無人販売所「堀切めだか2号店」(足立区綾瀬4)をオープンした。
1匹100円~500円のメダカや黒子ランチュウ、水草、餌などを扱う。完全セルフサービスで、メダカをすくう網とプラスチックケース、持ち帰り用の袋が用意されている。
店長の兵頭秀一さんは「元々、金魚のランチュウの飼育が趣味で品評会に出せないような金魚を自宅前で販売していたところ、多くのお客さまからメダカを販売してほしい、との声が掛かるようになり興味を持ち始め、2020年8月に1号店「堀切めだか」を開いた。
兵頭さんは就職情報ポータルサイトや就職セミナー事業も展開しているが、コロナ禍で就活関連の事業がストップし、大学生の就活合宿所として使っていた一戸建てが活用できなくなったことから、その駐車場にメダカの無人販売所を開くことにした」と話す。
無人販売所で扱うのはビギナー向けの安価な改良メダカのみで、「セルフサービスなので高級メダカの取り扱いは難しい。アウトレットストアやアンテナショップのような店としてスタートして様子を見たい」と説明する。
初日の売り上げは9,000円ほど。「簡単にはいかないと思うが、メダカ事業はまだまだ伸びしろがあり、メダカブームが来ると感じている。女性ファンが多いこともあまり見られない特徴だと思う」と期待を寄せる。
無人販売所の営業時間は日の出~24時。