「絵の中の納涼祭」が8月23日~29日の7日間、青戸六丁目さくら公園(葛飾区青戸6)で行われた。
同園では例年、納涼祭が開催さているが、新型コロナウイルスの影響により中止になったことを受け、昨年に引き続き同イベントの開催が決定。公園の防球ネットに青戸小学校の児童や青戸6丁目・7丁目の地域住民から寄せられた約90点の納涼祭の絵を飾った。主催は青戸共和会。
同イベント実行委員長の河原忠明さんは「納涼祭の代わりに、地元住民が納涼祭を絵で表現をすることで明るい話題を提供したいと企画した。役員は場所を提供し、会員が絵を提供するという役員と会員で一緒に作り上げた。それがとてもうれしい」と話す。
本来のかたちで開催できるようにという祈りを込め、飾られた絵はマスクをせず笑顔があふれる作品などが多数寄せられたという。
納涼祭は「防災が第一」をコンセプトに、地域住民の防災意識を高めることも目的の一つとして行われ、公園の夜間防災用の発電機を使って、ちょうちんも点灯した。
来場した40代女性は「コロナ禍でさまざまな夏のイベントが中止になっていたので、ちょうちんが懐かく感じた。夏の雰囲気が出ていてとても良かった」と話した。