足立区区庁舎前に4月16日から「こいのぼり」が飾られ、来庁する区民の目を和ませている。
こいのぼりは吹き流しを含めて21匹。本庁舎北館の屋上(高さ約16メートル)の屋上と中央館アトリウムの上部屋根(高さ約17メートル)に、延長30メートル以上のロープに大小さまざまなこいのぼりを等間隔で取り付け大空に掲げた。
このこいのぼりは区青少年委員会が、家族のふれあいや子どもたちが地域への愛着と誇りを持つようにと「年中行事・記念日を大切にする取り組み」の一環として、同委員が区民にこいのぼりの提供を呼びかけた。呼びかけに応じて多くの区民が善意で提供し、掲揚が実現した。
同区広報課の青木さんは「毎日登庁するときに思わず見上げてしまうほど。季節を感じさせ、青空の日には多く来庁者が見上げて足を止めている」と話す。
こいのぼりの掲揚は今月8日まで。庁舎ホールでは同事業の一環として、よろい甲なども展示している。