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亀有「マルミヤパン」と南水元「叶夢珈琲」がコラボ 人気商品に合うコーヒー発売

「マルミヤパン店」店主の宮地唯光さんと妻の朋子さん

「マルミヤパン店」店主の宮地唯光さんと妻の朋子さん

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 葛飾・亀有で創業61年の老舗「マルミヤパン店」(葛飾区亀有1)が1月、同店の商品「パンデカリント」の味を引き立てるためにブレンドされたコーヒーの販売を始めた。

「パンデカリント」と叶夢珈琲とのコラボコーヒー

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 パンデカリント(360円)は、食パンの耳を揚げ、黒糖に似た玉砂糖をまぶした、同店で10年以上、親しまれる人気商品。今回発売された「パンデカリントをよりおいしく楽しむためのコーヒー」をブレンドしたのは、南水元にある「叶夢珈琲(かなんコーヒー)」代表の掘合義弘さん。マルミヤパン店主の宮地唯光さんとはツイッターを介して出会い、今回のコラボレーション商品が誕生した。

 コーヒーの特徴は、苦みがしっかりしていて酸味が少なく、後味がすっきり。堀合さんは「飲んでリセットするだけでなく、次にパンデカリントを食べたときにより一層おいしさを引き立たせることを考え、『コク・苦み・香ばしさ』と『後味すっきり』という相反する味を出すことに苦労した」と振り返る。

 パッケージのイラストを描いたのは、妻の宮地朋子さん。全体のデザインは、朋子さんがインスタグラムで知り合ったデザイナーに依頼したという。朋子さんは「ツイッターやインスタグラムでつながった縁で完成した。すごい時代になった」と思いを語る。

 売れ行きは好調で、1週間足らずで100個以上を販売。当初は、ドリップコーヒー1杯分(150円)のみの販売だったが、「コーヒー豆も欲しい」という問い合わせが相次ぎ、急きょ、コーヒー豆(100グラム700円)の販売も始めたという。

 パンデカリントとコラボコーヒーを購入した亀有在住の40代女性は「試してみてとても相性がいいと感じた。パンデカリント食べてからコーヒーを飲むと、また食べたくなる。まさに無限ループ」と話す。

 唯光さんは「パンデカリントとコーヒーのセット販売も始めた。ネットでも購入できるので、多くの方にパンデカリントとコーヒーの無限ループを楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。

 営業時間は8時~20時。月曜定休。

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