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葛飾・小菅の銭湯でアカペラグループがコンサート 「歌を聴いて元気になってほしい」

銭湯で歌うアカペラグループ「エンカペラG」

銭湯で歌うアカペラグループ「エンカペラG」

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 小菅の銭湯「草津湯」 (葛飾区小菅1)で2月13日、演歌の名曲をアカペラで歌うグループ「エンカペラG」がミニコンサートを行った。

脱衣所を開放した会場で歌を聴く来場者

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 同イベントは、葛飾区の銭湯「くつろぎ入浴事業」のPRイベントとして長年にわたって開催されている。しかし、新型コロナが流行して以降、緊急事態宣言下などは中止になっていたという。

 同グループは都内の銭湯で10年にわたり100回以上のライブ活動を行っており、ライフワークにもなっているが、この時期の開催について、リーダーの浪上光夫さんは「コロナ禍の今こそ、自分たちの歌を聴いて元気になってほしい」と話す。

 当日は雨天での開催となったが、感染症対策を行い十分な距離を取った会場には定員に近い人数が来場。イベントスタッフは「天気が悪いので客足が悪いと思っていたが、たくさんの方に来ていただけ、とてもありがたい」と手応えを話す。近隣からだけでなく、遠方からの来場者もいたという。

 この日は、「男はつらいよ」「矢切の渡し」といった葛飾にちなんだ曲のほか、「さそり座の女」「Danny boy」、オリジナル曲「銭湯ソング・君にfor湯」「百人町ブルース」など11曲を約1時間にわたり披露し、アンコールにも応えた。

 同イベントは今年も継続する予定。浪上さんは「ホールも良いけれど、銭湯での開催は気軽に聞けるところが良い。自然体でなるべくたくさんの人に参加してほしい」と期待を込める。

 草津湯をよく利用しているという70代女性は「ずっと参加しているが、何回聴いても感動する。とても良い時間が過ごせる」と話していた。

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