葛飾・亀有にしょうが焼き専門店「しょうがや亀有店」(葛飾区亀有3)がオープンして1カ月がたった。
同店は昨年1月に1号店となる北千住店(足立区)をオープン。亀有店は2号店で、亀有駅南口の「ゆうろーど商店街」にあり、駅から徒歩2分の場所にある。約12坪の店内は、カウンターとテーブル席合わせて16席。イートインとテイクアウトに対応している。
店主の坂田馨さんは、横浜の中華料理店で7年間修業し、その後、中華のフランチャイズ店経営を経て同店を開いた。元々、独立を目指していた坂田さんは「しょうが焼きは中華料理の修業中、賄いで作っていて好評だった。初めは中華の店も考えたが、ご飯と一緒に、気取らず手頃な価格で頻繁に食べられるものを提供したいと考え、しょうが焼きを選んだ」と経緯を話す。
高知産の黄金しょうがをほぼ全てのメニューで使っているのが同店の特徴の一つ。坂田さんは「黄金しょうがは産地から直送してもらっているが、香りと辛味がちょうどよく、栄養成分も高い。ショウガパワーで健康になってもらえれば」と話す。
メニューは、ご飯、生野菜、豚汁が付いた「やわらかしょうが焼き定食」(745円)、「超厚切豚ロースしょうが焼き定食」(961円)などの定食のほか、丼やおかずだけの単品も用意。黄金しょうがを使った麻婆豆腐や唐揚げなど、しょうが焼き以外のメニューもそろえる。
今後について、坂田さんは「さらにメニューを改良しておいしくしていきたい。北千住店で人気の豚トロ丼、豚トロ定食も始める予定なので期待してほしい」と呼びかける。
営業時間は11時~22時30分。