オリジナルのTシャツや手ぬぐいを販売し、その収益で地元の学校に楽器を寄贈している「レペゼン金町」プロジェクトのメンバーが12月7日、青木克德葛飾区長を表敬訪問した。
レペゼン金町は金町エリアの飲食店店主ら有志が集まり結成。2015(平成27)年からTシャツなどを販売し、その収益で地元の小中学校・高校・特別支援学校に楽器を寄付しており、今年で7回目となる。
表敬訪問では、同プロジェクト代表の菊永健吾さん、実行委員会委員の三浦慶太さん、山口翔さんが青木葛飾区長にプロジェクトの内容を説明し、菊永さんは「今年は106の店や企業に賛同してもらい、75万円分の楽器を金町中学校、常磐中学校、水元中学校に寄贈する。これまで総額390万円分の楽器を寄贈した」と報告した。
青木区長は「各校がいろいろな文化活動を行っていて、賞を取っている学校もある。楽器をそろえるのは大変なことで、区でもしっかりやっていきたいと思うが、地域の皆さんにこのような活動を行っていただくことでさらに盛り上がる。皆さんの活動に感謝する」と思いを伝えた。
菊永さんは「来年は葛美中学校、東金町中学校、新宿中学校の3校に寄贈することで、金町エリア全ての学校に寄贈したことになる。そのときは何かイベントも開きたい。そのためにも、レペゼン金町の活動をさらに知ってもらい、街の皆さんに協力をお願いできれば」と呼びかける。