新小岩ルミエール商店街に手作りサンドイッチの店「ひまわりサンドイッチ新小岩店」(葛飾区新小岩1)がオープンして1月3日で3カ月がたった。
1号店となる東小松川店(江戸川区)は1981(昭和56)年創業で、40年以上経営しており、現在、江戸川区では2店舗を展開。葛飾区内では今回が初出店となる。
30種類ほどのサンドイッチが時間帯ごとに入れ替わるが、その中でも各店共、「タマゴサンド」「ポテトサラダ」(以上230円)、照り焼きチキンタマゴ(280円)が人気だという。季節ごとのフルーツサンドイッチも人気で、今シーズンはシャインマスカットやイチゴ(以上390円)を用意している。
新小岩店の店主は夫婦共に新小岩の出身。「フルーツ系など新しい商品を増やしつつ、味と手軽な価格を守ること」を理念としている。高齢化などの問題から、「老舗の閉店を目の当たりにしている。商店街を復興したいという思いがあるので、昔からの店が存続していってほしい」と地元貢献への意気込みを話す。
手土産用の紙袋をデザインした同店の蔦澤さんは「新小岩は手土産を販売する店が少ないので、都心にも持っていけるようなデザインにして下町から都心に運んでもらえたら」と呼びかける。
同店を訪れた40代女性は「コンビニのサンドイッチと比べるとボリュームがある。女性は1つでおなかが満たされてしまうが、つい違う味も欲しくて多く購入してしまう」と話す。
営業時間は6時~(売り切れ次第終了、19時~19時30分ごろが目安)。