開館から30周年を迎えた「かつしかシンフォニーヒルズ」(葛飾区立石6)が記念事業として2月11日・12日の2日間、同館モーツァルトホールで「かつしかバンドフェスティバル」を開催する。
同館は音楽・演劇・舞踊などの芸術文化の振興とその国際的交流を図るため、1992(平成4)年5月23日に開館。舞台芸術の文化拠点として、優れた芸術文化を創造発信してきた。
同館スタッフの岡橋弘道さんは「これまで多くのお客さまをお迎えし、広く芸術文化に親しんでもらえる劇場として歩んできた。今回のイベントは区内のアマチュアバンドと葛飾区の支援団体が一堂に会し、その活動を広く知ってもらえるイベントになっている」と話す。
初日は、主に区内を拠点として活動するアマチュアバンド11組が出演。参加バンドは区内各地域の音楽イベント主催者の推薦と公募により決まった。世界初、実の4兄弟バンドである、岩手県二戸市出身「SATOMANSION(サトウマンション)」がゲスト出演する。
2日目は、葛飾区の支援団体である「葛飾吹奏楽団」「葛飾フィルハーモニー管弦楽団」、育成団体である「シンフォニーヒルズ少年少女合唱団」の3団体による初の合同コンサートを行う。
初日は12時開演(予約不要)、2日目は14時開演(1月20日必着で事前申し込みが必要)。両日共に入場無料。