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葛飾・立石に「地元ガチャ」 「鳥房」「ミツワ」など老舗飲食店の風景並ぶ

(左から)プレステージの伊能勢良明社長、日本ガチャガチャ協会代表理事の小野尾勝彦さん、二毛作店主の日高寿博さん

(左から)プレステージの伊能勢良明社長、日本ガチャガチャ協会代表理事の小野尾勝彦さん、二毛作店主の日高寿博さん

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 葛飾区立石エリアの飲食店をモチーフにしたカプセルトイ「地元ガチャ立石」の販売が始まって1カ月がたった。

「地元ガチャ立石」鳥房

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 カプセルトイの製造・販売を行うプレステージ(埼玉県八潮市)と日本ガチャガチャ協会(中央区)がコラボレーションして生まれた同シリーズ。ラインアップは、京成立石駅周辺に点在する「蘭州」「鳥房」「二毛作」「ミツワ」「栄寿司」の5店舗と、立石のランドマークである「呑(の)んべ横丁の看板」の計6種類。

 同商品を開発した日本ガチャガチャ協会の代表理事・小野尾勝彦さんは、立石でカプセルトイの企画・販売を行うユージン(現タカラトミーアーツ・青戸4)でカプセルトイの企画を行った後に独立。現在、カプセルトイの講演会やコンサルタントも行う、日本で数少ない「ガチャガチャの伝道師」という異名を持つ。

 同企画のきっかけについて、小野尾さんは「この立石でカプセルトイビジネスと出合い、エネルギーをもらっている。私の第二の故郷として、カプセルトイで人が集まってくれれば」と呼びかける。

 店の選定について、小野尾さんは「立石地区の再開発が本格化し、街の姿が大きく変わる。今回選んだ店は立石のアイコンとして有名で、メモリアルとして残したい名店ばかり」と話す。

 販売から1カ月が経過し、「第2弾も計画している。現在のカプセルトイの筐体(きょうたい)はユージンが開発したもの。カプセルトイの原型となる立石の文化を多くの人に知ってほしい」と期待を込める。

 価格は400円。現在、京成立石駅周辺の「ほそや靴店」「二毛作」「立石舟和」「POTATO CHIP BOOKS」の店頭で販売しており、今後も増える予定。

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