葛飾区科学教育センター「未来わくわく館」（葛飾区新宿6）の来館者が昨年12月14日で50万人を達成し、同月26日、認定証の贈呈式が行われた。

　子どもたちの理科への興味関心を高め科学的な考え方を育むことを目的に、2013（平成25） 年4 月に東京理科大学葛飾キャンパスの図書館棟1 階にオープンした同館。常設展示室は「空気ラボ」「水のラボ」「光のラボ」の3 つの「ラボ」に分かれており、不思議な科学現象について体験できる展示装置を設けている。

　展示装置のほかに実験室・工作室も整備し、区内小中学生による科学教室、幼児と保護者が楽しめる「キッズ教室」などを定期的に開いている。

　贈呈式は葛飾区教育委員会が行い、50万人目の来館者となった馬場隆成くん（5）に50万人達成記念認定書を贈った。隆成くんは月2回、同館で行われている「キッズ教室」に通っているという。

　隆成くんは「50万人目になったと聞いてびっくりしたけど、とてもうれしかった。また遊びに行きたい」と話し、母親の一華さんは「未来わくわく館は、家族で遊びに来たり、キッズ教室に通ったりと、私たち親子にとってとても親しみのある場所。大きなシャボン玉に入ったり、竜巻を作ったりするなど、普段なかなかできない不思議な体験ができるので何度行っても楽しい。息子が50万人目の来館者になったことで、一層思い出深い場所になった」と話した。