亀有の総合格闘技ジム「K-Clann(ケークラン)」(葛飾区亀有1)代表でコーチの横田一則さんが、2月19日に幕張メッセで行われる格闘技イベント「BreakingDown7(ブレイキングダウン7)」に出場する。
横田さんはプロ格闘技団体「DEEP」でフェザー級・ライト級の2階級を制覇した元王者。2018(平成30)年の現役引退後は亀有のケークランを主宰し、現RIZIN女子スーパーアトム王者の伊澤星花選手、前RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎選手ら後進を指導している。
ブレイキングダウンはプロ・アマの垣根がなく、1分間の試合の中で勝敗を決める格闘技イベント。アマチュアの腕自慢から現役プロ格闘家まであらゆる個性を持つファイターが1分間に繰り広げる激しい戦いが特徴。
横田さんは前回大会「ブレイキングダウン6」に出場した選手のセコンドを務めた際、イベントの趣旨と盛り上がりに感動し、「素晴らしいイベントだと思った。引退はしているが、自分ももう一度チャレンジしてみたいと思い出場を決意した」と話す。
対戦相手はブレイキングダウンを主宰する総合格闘家・朝倉未来選手の愛弟子である西谷大成選手に決定。この一戦は、普段は約66キロの階級で試合をしている西谷選手に合わせる形で73キロの契約体重が定められた。通常体重が80キロ台後半の横田さんは約15キロの減量をする必要に迫られたが、試合2週間前には、「もう11キロ落ちている。プロなのでしっかりやる」と順調な調整に自信を見せる。
試合の見どころについて、「1分間という試合時間が魅力。短い時間でも面白い展開になるので、ぜひ集中して楽しんほしい」と横田さん。ブレイキングダウンへの出場は今回限りの可能性があるとし、「今回の試合を見逃さず、ぜひ見てほしい」と呼びかける。
今回の参戦目的について、「葛飾をスポーツや格闘技で盛り上げられるよう、まずはジム自体や格闘技を盛り上げたい」と言い、「試合を見て体を動かしたくなった人は、ぜひジムに体験に来てほしい」と呼びかける。
開催時間は11時~20時(終了予定)。会場観戦のほか、インターネットTV「ABEMA」と「BreakingDown LIVE」でも生配信する。