「第1回e場所フェスタ in かつしか」が5月3日、テクノプラザかつしか(葛飾区青戸7)で行われる。主催は「Mama's Marche」と「Japan居場所づくりプロジェクト」。
子どもから親、祖父母まで、地域で暮らす皆が楽しく、ほっとできる場所を「e場所(=居場所・良い場所)」とし、居場所を提供している団体や支援者、利用者をつなぐことを目的に開く同イベント。「Japan居場所づくりプロジェクト」代表の大澤裕子さん自身、家族が入退院を繰り返すなど、孤独を感じたことがきっかけで、この活動を始めたという。さまざまな地域で居場所作りが行われるため、地域のリーダーを育成し、リーダー同士の連携を深め、地域協働力を強化する活動に取り組んでいる。
当日は、地域で活動する個人・団体・企業が参加し、助産師による居場所を考える講座や親子で参加できるワークショップ、ハンドメード作品の物販などを行う。中南米の祭りで行われる「ピニャータ」というくす玉のようなものを割り、中のお菓子を拾うイベントを目玉に据える。
開催について、大澤さんは「地域での活動を精力的に行っているプロジェクトメンバーが葛飾区在住で、その縁から、葛飾は子育て支援にとても熱心な人が多い印象を受け、連携するきっかけを作りたいと感じた。さまざまな分野の人がバリエーション豊かにつながり合い発展していくのではないかと思い開催を決めた」と話す。
「Mama's Marche」代表で実行委員長の水野美香さんは「子育て中の家族はもちろん、地域で暮らす人や居場所を提供している団体や支援者の皆さんなど、多くの人に遊びに来てほしい」と呼びかける。
開催時間は10時30分~16時。入場無料。