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葛飾・立石の熊野神社で特別祈とう 三十間五角の境内で5ならびの時間に

555体限定の「五縁神札」を持つ千島俊司宮司

555体限定の「五縁神札」を持つ千島俊司宮司

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 葛飾・立石の「五方山 熊野神社」(葛飾区立石8)が5月5日、「『5つのご縁を結ぶ』特別祈祷(きとう)」を行う。

555体限定の五角縁起「五縁神札」

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 平安時代中期の長保年間(999年~1003年)に創建された同神社。陰陽師(おんみょうじ)の安倍晴明が陰陽五行説に基づいて三十間五角(一辺が約55メートルの正五角形)の境内に古代の石剣を御神体として紀州熊野の神を迎え祭ったといわれている。

 祈とうは、令和5年5月5日午前5時55分55秒と、同日午後5時55分55秒の2回行う。同神社の氏神である「熊野大神」、同神社を勧請(かんじょう)した安倍晴明、安倍晴明が編さんした陰陽道(おんみょうどう)の秘伝書「金烏玉兎(きんうぎょくと)集」に登場する「太陽」「月」「人」の5つの縁を結ぶ。エディションナンバー入りの五角縁起「五縁神札」も555体限定で授与する。

 同神社の千島俊司宮司は「5に縁のある神社。一度きりのタイミングで特別な瞬間に祈とうを行おうと思った。平成5年はできなかったので、今回が初の試みとなる」と話す。

 当日はこどもの日ということもあり、同神社で「くまのこどもまつり」も開催。いつもは行っていないポニーの体験乗馬や境内探索企画、大道芸や落語家を招いてのイベントを行う。千島宮司は「祈とうだけでなく、こどもの日として多数のイベントを用意した。ぜひ家族連れで訪れてほしい」と参加を呼びかける。

 特別祈とうの初穂料は1人5,000円。人数制限はない。

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