タカラトミーアーツ(葛飾区青戸4)が6月7日、「遊べる貯金箱 スペースインベーダー テーブル筐体(きょうたい)型」を2024年1月に発売することを発表し、予約受け付けを始めた。
1978(昭和53)年にタイトーが開発・発売したアーケードゲーム「スペースインベーダー」は、シューティングゲームの先駆けとして、オリジナルの攻略法や裏技が編み出され、同機やその派生ゲームが並ぶゲーム場「インベーダーハウス」が流行するなど、各地でブームを起こした。
同商品はスペースインベーダー45周年を記念したもので、テーブル型ゲーム機を約6分の一サイズの貯金箱にし、アーケードゲームと同じようにコイン投入口に100円玉を入れると、本体のカラー液晶画面でシューティングゲームをプレーすることができる。コントロールパネルの操作感から本体に貼られたステッカーなど、細部のデザインもオリジナル筐体に可能な限り近づけてミニチュア化した。
ソフトウエアの再現性にもこだわり、「名古屋撃ち」「レインボー」など当時人気を博した裏技を楽しむことができる。最大80枚の100円玉硬貨を収納することができ、本体底のコインボックスから取り出して繰り返し使うことができる。
同社広報宣伝課の有賀美紗代さんは「テーブルの上に懐かしの名機がよみがえる。手のひらサイズの小さなスペースインベーダーで、あの頃のワクワクした気分を味わってもらいたい」と話す。
価格は1万2,500円。