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タカラトミー「コエモ」がベビーテックアワード大賞受賞 家族の声をAIが再現

読み聞かせスピーカー「coemo」 (c) TOMY

読み聞かせスピーカー「coemo」 (c) TOMY

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 タカラトミー(葛飾区立石7)の読み聞かせスピーカー「coemo(コエモ)」が10月26日、ベビーテックアワード2022「子どもの学びと遊び」部門で大賞を受賞した。

読み聞かせスピーカー「coemo(コエモ)」本体

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 スマートフォンを使って家族など人の声を登録すると、その人の声とそっくりな合成音声をAI(人工知能)が作り出し、内蔵する多くの童話などを読み聞かせする同商品。子どもに読み聞かせする際、お父さん・お母さんそっくりの声で再生できる。童話以外にも「BRAIN SLEEP(ブレインスリープ)」とコラボした「良質な睡眠へ導く」という音楽も内蔵。今後、コンテンツの追加も予定する。

 同商品を開発した同社ムーンショット事業部の五島安芸子さんは「私も2人の子どもがいて、毎日読み聞かせをしてあげたいが、仕事や家事で疲労したときに読み聞かせができない日もある。AIの音声合成技術を利用して毎日の読み聞かせを実現したいという思いから開発に至った」ときっかけを話す。

 同商品は同賞のほかに3つのコンクールで評価され賞を受賞。五島さんは「素晴らしい賞を受賞でき、とても光栄。おもちゃというアナログの価値に新しいテクノロジーを活用した取り組みを評価してもらい、大変うれしい」と喜ぶ。

 今後の開発について、「アプリを通じて新しいコンテンツを追加購入できるので、親子が幸せな時間を過ごせるような音のコンテンツを展開していきたい」と展望を話す。

 価格は1万2,980円。全国の玩具売り場や同社販売サイトで扱う。

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