葛飾・金町の活性化を目指す飲食店や企業・団体が協賛する「レペゼン金町」プロジェクトが現在、レペゼン金町オリジナルのTシャツと手拭いを販売している。
レペゼン金町は、「子どもたちに笑顔と音楽を」をスローガンに、地域活性化に取り組み、子どもたちのために楽器を寄付する団体。金町エリアの飲食店が中心となり、企業や団体も協賛している。オリジナルデザインのTシャツと手拭いを販売し、その売上金で金町エリアの学校に楽器を寄付している。昨年までの寄付額は、およそ390万円。これまで和太鼓やリコーダー、木琴などの楽器を計19校に寄付してきた。
今年で8回目となる同プロジェクトは、過去最高の143社の協賛店・協賛企業が集まった。同プロジェクト代表で金町のバー「スマイルライフ」(葛飾区東金町1)店主の菊永健吾さんは「活動を始めた当初は60ほどの協賛店だったが、今年はこれまででもっとも多くプロジェクトに賛同してもらい、とてもうれしい。長年続けてきた成果が実り、この活動が広がっている」と喜ぶ。
今年の楽器寄贈予定校は、葛美中学校、東金町中学校、新宿中学校。この3校に寄贈することで金町エリア全ての学校に寄贈したことになる。菊永さんは「私も音楽が大好き。寄贈した楽器で子どもたちが音楽を好きになってほしい。将来的には金町を音楽の街にし、イベントなどで演奏会や音楽祭が開けるようになれば」と言い、「レペゼン金町の活動に賛同してもらい、街の皆さんに協力をお願いできれば」と呼びかける。
価格は、Tシャツ=3,000円、手拭い=1,500円。レペゼン金町のポスター掲出店とホームページで7月31日まで、販売している。