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東立石でグリーンスローモビリティー運行開始 安全で便利な地域の足目指す

出発式の様子

出発式の様子

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 10月4日より葛飾区東立石地区で実証運行を予定している「グリーンスローモビリティー(以下、グリスロ)」の出発式が9月3日、葛飾区役所で行われた。地域組織が運行主体となるグリスロの運用は23区内では初。

東立石・実証運行で使用するグリーンスローモビリティー

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 グリスロは、時速20キロ未満で走行する電気自動車を利用した移動サービスと車両の総称。葛飾区は2020年から地域主体交通への取り組みとして、東立石地区をモデル地区としたグリスロの導入を検討してきた。昨年、運行主体となる「東立石グリスロ運営協議会」が設立され、区との協働により地域組織主体の実証運行が実現した。

 東立石グリスロ運営協議会の堀越克夫会長は「ようやくスタートラインに立てた。高齢者はもちろん、子ども連れのご家族など幅広い年代の方が利用しやすい運行を目指したい」と意気込む。

 区としてグリスロの運行を支援する青木克德区長は「グリスロは環境に優しく、安全性も非常に高い乗り物。外出することをためらわずに安心して利用してもらいたい」と区民に利用を呼びかけた。

 10月からの実証運行では、京成立石駅と四ツ木駅から出発する2つのルートを設定し、それぞれスーパーや病院、地域施設などと結ぶ。利用には事前の利用者登録が必要で、運賃は無料。運行は水曜・土曜。1日8便(祝日除く)を予定している。

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