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亀有ゆうろーど商店街に「カフェ こぼれび」 ビーガンメニューなど提供

妻のともみさん(中央)と店主の哲さん(右)

妻のともみさん(中央)と店主の哲さん(右)

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 「カフェ こぼれび」(葛飾区亀有3)が8月18日、亀有ゆうろーど商店街にオープンした。

アンティーク調の家具で揃えられた店内

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 店主の哲さんと妻のともみさんが結婚20周年を機に、新たな一歩としてオープンした同店。ともみさんは「ビーガンのスイーツや無添加・無農薬食品など体のことを考えた食事を普段からとっているが、外食したいと思ったときに毎日食べられる体に優しい食べ物を提供してくれる店が少なかった。私と同様にそう思っている人がいるのではと思った」と店作りのきっかけを話す。

 店内はカウンター2席、テーブル12席、ロフト2席。椅子やテーブルはアンティーク調の家具で、「非日常空間を演出している」という。メニューは「シフォンケーキ」(650円)や「ヴィーガンケーキ」(600円)など、オーガニックの食材を使ったものを中心に提供。シフォンケーキは全粒粉を100%使っている。

 店名の由来について、ともみさんは「登山が趣味で登山中に木漏れ日を浴びるのが好きだったことと、コロナ禍で人に会うことが少なくなり、たわいない話をする時間の大切さを痛感した。木漏れ日が差すような温かい空間でたわいもないこぼれ話をしてほしい」という意味を込めて『こぼれび』と名付けた」と振り返る。

 店のシャッターには森をイメージしたシャッターアートが描かれており、「当初は店内に描いてもらおうと思ったが、人通りが多い場所なので店が閉まっている時間にもインパクトを与えたいと思い、シャッターに絵を描いてもらった。ぜひ見てもらいたい」と店主の哲さんはこだわりを話す。

 哲さんとともみさんは「回転率や売り上げも考えなくてはいけないが、目の前のお客さまに気持ちよく過ごして帰ってもらいたい。提供するメニューも安心して食べてもらえるよう丁寧に作ることを心がけている」と言い、「社会貢献に興味があるので、今後、環境問題について話し合うイベントの開催や、地域の大人と子どもがつながれる場所になれたら」と意気込む。

 営業時間は12時~19時。月曜・火曜定休。

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