「やみぃサテ」(葛飾区お花茶屋1)が10月30日、お花茶屋駅前にオープンした。
サテはマレーシアやインドネシアの香辛料で味付けした焼き鳥のことで、ピーナツソースをつけて食べるのが特徴。同店では、サテ、トマト、タマネギ、モヤシ、パクチーを全粒粉のチャパティで巻いた「サテロール」(680円)と、フランスパンで挟んだ「サテサンド」(780円)を提供し、夜はサテやアジアン手羽煮などを酒と一緒に提供する。イートインもでき、店内に8席を設ける。「やみぃ」は英語の「yummy」で、「おいしい」を意味する。
店主の池上知諭さんは「マレーシアに住んでいたときにサテを初めて知った。焼き鳥にピーナツソースを付けるという日本人では考えがつかないサテに興味を持ち、自分でも作りたいと思った」と言い、「サテを日本に広めたい。世界各国にはさまざまな料理があることを知ってほしかった」とオープンのきっかけを話す。
オープン後、「お客さまの反応は上々で、リピーターも増えている。サテの味を受け入れてもらっている」と池上さんは手応えを感じている。
今後について、「サテは酒に合うのはもちろん、現地では朝食やランチでコーヒーと合わせて食べる人もいるくらいポピュラーな料理。日本中の人に知ってもらい、気軽にサテを食べてもらえたら」と意気込む。
営業時間は、11時~15時、17時~21時。テイクアウトも可能。