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亀有のジェラート店「クラフティス」が3周年 オリジナル曲で感謝伝える

店主の阿部翔平さん(左)とスタッフ

店主の阿部翔平さん(左)とスタッフ

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 葛飾・亀有のジェラートとコーヒー専門店「Gelateria CRAFTICE(ジェラテリア クラフティス)」(葛飾区亀有3)が10月27日で3周年を迎えた。

「ジェラテリア クラフティス」のジェラート

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 亀有が地元の店主・阿部翔平さんはもともと、飲食とは全く別の仕事をしていたが、5年前にイタリア旅行でベネチアに行ったときに立ち寄ったジェラート店で、水辺に座ってジェラートを食べている雰囲気に感銘を受けたという。「イタリアでは若者から年配の方までさまざまな人が、職場や家など目的地に向かう中継地点としてジェラート店に立ち寄る。そんな店を日本でも作ろうと思った」とオープンのきっかけを話す。

 ジェラートは店内に工房があり、手仕事で作っている。1フレーバー(カップ=500円、コーン=580円)。2フレーバー(カップ=540円、コーン=620円)、キッズ(小学生以下、290円)などを販売。毎週フレーバーを変え、季節の果物や野菜を使って常時10種類を用意。1週間に1、2種類は新作を出す。人気のフレーバーは「ピスタチオ」。生の豆を焼くところから行い、薄皮をむいてペーストにし、「味が濃く、濃厚」と話す。店内にイートインの席はあるが、店先に6脚の椅子を用意し、座って食べることもできる。

 阿部さんは「産地で直接仕入れた果物など使っている。産地に行かなければ食べられないものを東京でも食べられる場所を作っていきたい。3年間で500種類以上のジェラートを作ってきたが、素材との出合いも一期一会なので、その時々を楽しみながら作っている」と話す。

「さまざまな人に支えられてやってきた。過去の周年の時期は記念のジェラートを作っていたが、3周年はシンプルに『ありがとう』の気持ちを伝えたいと思い、オリジナルの曲『Gelateria』を作った」と話す。3周年当日には店内でライブを行い、同曲は店のユーチューブチャンネルでも配信している。

 営業時間は11時~19時。

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