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葛飾で「キャプテン翼CUP」 南葛SCが元日本代表と対戦、募金活動も

募金活動の様子(南葛SCの稲本潤一選手ほか)

募金活動の様子(南葛SCの稲本潤一選手ほか)

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 サッカーイベント「キャプテン翼CUPかつしか2024」が1月6日・7日の2日間、私学事業団総合運動場(葛飾区東新小岩1)で行われた。主催は葛飾区と葛飾区教育委員会。

明和FC戦に臨む南葛SCの選手たち

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 今回で9回目となる同イベントは、「サッカーで葛飾区を盛り上げる」ことを目的に2016(平成28)年から毎年1月に開催。今年は、全国から18チームが参加した「U12ジュニアサッカー大会」、地元サッカーチーム「南葛SC」の選手やサッカー系インフルエンサー「LISEM」のメンバーが子どもたちにサッカーを教える交流会のほか、「シュートスピードチャレンジ」「ブラインドサッカー体験会」、などで盛り上がりを見せた。

 「U12ジュニアサッカー大会」決勝戦は「バルサアカデミー葛飾」(東京)と「志水FC」(静岡)が対戦。前半2対2と五分の展開から、後半、志水FCが追加点を挙げ、4対2で勝利した。大会アンバサダーで漫画「キャプテン翼」の原作者、高橋陽一さんは「今年で卒業になる選手は中学校でもサッカーを続けてほしい。来年は節目の第10回大会。全チーム優勝目指して引き続き、頑張ってほしい」と呼びかけた。

 エキシビジョンマッチ「南葛SC対明和FC」は、高橋陽一さんと青木克憲葛飾区長によるキックインセレモニーで試合がスタート。試合は、明和FCチームキャプテンで元南葛SC選手兼監督を務めた、福西崇史さんのスルーパスを受けた元日本代表駒野友一さんのアシストから、同じく代表経験のある石川直宏さんのミドルシュートで先制点を決め、1対0で明和FCが勝利した。

 葛飾区生涯スポーツ課の張替武雄さんは「例年とは開催地が異なってしまったが、昨年よりも多くの方に来場してもらえてうれしい。今後もこのイベントを通して、サッカーの魅力が伝わるイベントにしていきたい」と意気込む。

 イベント期間中、南葛SCの選手による「令和6年能登半島地震災害支援金」の募金活動を実施。明和FCの選手たちも募金を呼びかけ、大勢の来場者が列を作り募金した。

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