プリン専門店「極生(ごくなま)ぷりん専門店 ひら松」(葛飾区東新小岩1)が葛飾・新小岩にオープンして、1月9日で1カ月がたった。
瓶詰めプリンの「スイート」「ビター」「チョコレート」と「クレームブリュレ」
石川県野々市市に本店を構える「極生ぷりん専門店 いけ田」の15店舗目となる同店。店主の平松裕造さんが石川県を旅行中に出合ったことが出店のきっかけだという。「食べた瞬間においしくて驚いた」という平松さんは本店のオーナーと交渉し、JR新小岩駅北口に東京初となる店を構えた。
出店場所に新小岩を選んだ理由について、「多くの人でにぎわっているのにスイーツの専門店が少ないエリアだったから」と話すのは、一緒に店を切り盛りする店長の並木博子さん。開店当初は宣伝が集客につながらなかったというが、徐々に口コミが広がり、「客数は右肩上がりに増えている」と喜ぶ。
客層は年配客を中心に、子連れの家族や学生、20代の甘い物好きの男性など幅広い。立地の良さの後押しもあり、現在は開店から3時間ほどで300個のプリンが完売するほどの盛況ぶりだという。
メニューは瓶詰めプリンの「スイート」「ビター」(以上390円)、「チョコレート」(430円)と、表面のカラメルをバーナーであぶる「クレームブリュレ」(400円)の4種類。一番人気のクレームブリュレについて、平松さんは「表面のパリパリ感とプリンのトロトロとした食感のギャップを楽しんでほしい」と話す。
今後について、平松さんは「もっと多くの葛飾の皆さんに食べてもらうことが一番の目標。生産数を増やしてスイーツフェアなどイベント会場などにも出店したい」と話し、「お客さまが『おいしい』と友達に広めてくれているのがうれしい。駅の南口に販売スペースを作ってもっと多くの人に味わってもらいたい」と意気込む。
営業時間は11時~18時(完売次第終了)。月曜定休。