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「柴又MADコンテスト」が復活 「ニコニコ超会議」でグランプリ発表も

実行委員を務める高木屋老舗の石川幾生さん

実行委員を務める高木屋老舗の石川幾生さん

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 MAD動画コンテスト「帰ってきた!柴又MADコンテスト」が12年ぶりに復活することが3月8日、発表された。

「帰ってきた!柴又MADコンテスト」ロゴ

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 同コンテストは柴又地区の活性化を目的に、2011(平成23)年に第1回を開催。翌年にも開催された。柴又地区の動画を「素材」として提供し、その動画や音声を再編集した「MAD(マッド)」作品を募集。この時は第1回18本、第2回31本の応募あり、作品は「ニコニコ生放送」内で放送され、MAD業界でも話題になるほどだったという。

 当時イベントを企画し、今回の審査員を務める「ツナゲル」(静岡県沼津市)の榎昭裕さんは「あの当時は歴史ある柴又とネットカルチャーを融合させるとどうなるかと考えた実験企画だった。まさか12年後に復活するとは思わなかった」と振り返り、「あの当時、中高生だった若者が、テレビや映像の世界で活躍していると聞いた。今回は彼らの同窓会的な企画。彼らが作品を出してくれることに期待したい」と話す。

 同じく12年前に審査委員長を務め、今回も実行委員を務める高木屋老舗(葛飾区柴又7)の石川幾生さんは「前回は柴又名物の草団子100人前の塊や飴10メートル分など、もらって困る賞品で話題を呼んだ。今回はそれ以上の賞品を提供したい。みんなで盛り上げたいので、葛飾区内の事業者にも一緒に参加してもらえれば」と呼びかける。

 当時は高校生で、今回、MADコンテストを復活させた映像ディレクターの神長タクミさんは「あの時は学生だったが、12年の歳月で技術も郷土愛も成長したと思う」と言い、「今後は柴又だけでなく、コンテンツを活用した地域活性のための企画を全国に広げていきたい」と意気込む。

 応募締め切りは4月17日。グランプリは4月28日の「ニコニコ超会議」内で発表する。

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