葛飾区の立石、四つ木を拠点に活動するクラシックバレエ教室「クローバーバレエ」が20周年を迎え、5月4日、かめありリリオホール(葛飾区亀有3)で記念公演を行う。
代表の才賀陽子さんは4歳でクラシックバレエを始め、プロのバレエグループで長年活動した後、2004(平成16)年5月に同教室を立ち上げた。現在、3歳から60代まで幅広い世代の生徒を教えており、初心者指導からコンクール指導まで、一人一人の目的に合わせた少人数制で運営。地元の祭りなどにも参加し、地域貢献も続けている。
記念公演では「白鳥の湖」を披露。日々、稽古を続けている生徒について、「みんな精いっぱい頑張って稽古に励んでいる。成功させたい」と話す。公演はプロバレエダンサーのサポート出演を受けながら、19人の生徒全員が出演し、主役2人も生徒が務める。
「葛飾は人と人とのつながりが深く、自然と人が集まってきてくれ、みんなとても温かい。このつながりがあって、これまで20年間やってこられた。感謝しかない」と才賀さん。「葛飾に舞台芸術を広げていきたい思いで入場無料にしている。コロナ禍や地震などで心が暗くなることもあるが、公演を見て温かい気持ちになってもらい、生徒たちの成果も見てあげてほしい」と観覧を呼びかける。
16時開場、16時30分開演。入場無料。