暮らす・働く 学ぶ・知る

「葛飾会議」が第100回迎える 葛飾に恩返しの気持ちで月1回開催継続

「第100回葛飾会議」参加メンバー

「第100回葛飾会議」参加メンバー

  • 2

  •  

 「第100回葛飾会議」が4月24日、二葉會館サンセール(葛飾区金町6)で行われた。

「第100回葛飾会議」挨拶をする森谷哲さん

[広告]

 葛飾会議は、葛飾を愛するさまざまな職種の有志メンバーにより構成された地域活動プロジェクト。「すんでるまちを、せまくする。」をコンセプトに月1回、地域で活動する人と人、活動と活動をつなげること、地域へ参加するきっかけ作りを目的に、回ごとのテーマに沿ったセミナーやワークショップ、ディスカッションを行っている。

 同プロジェクト主宰の森谷哲さんは葛飾生まれ、葛飾育ち。「子どもの頃から区内の人たちの温かさを感じ、世話になりながら楽しい時間を過ごした。大人になったら葛飾に恩返ししたいと思っていた」と言い、「鎌倉市で行われているITの技術を使って地域おこしをする『カマコンバレー』に感銘を受け、葛飾でも同じようなことができないかと考えた」と、同会議を始めたきっかけを話す。

 2015(平成27)年11月にプレ開催として同会議の第0回が、2016(平成28)年1月に第1回が、セイズ(立石7)旧本社ビルで行われた後、第100回まで月1回、会場を変えながら欠かさず開催してきた。

 第100回はテーマを設けず、「これまでの葛飾会議と葛飾区を参加者全員で振り返り、これからの葛飾区をみんなで考える」ことを趣旨に、料理やアルコールも用意し、立食形式の記念開催として行った。ゲストには、「M-1グランプリ2023」ファイナリストのお笑いコンビ「シシガシラ」が登場。メンバーの浜中英昌さんが葛飾区出身ということもあり、地元ネタを披露し会場を盛り上げた。

 森谷さんは「ほっとしたというのが正直な気持ち。たくさんのつながりができて、自分自身も葛飾での生活がどんどん楽しくなるような8年間だった。途中、運営体制が変わったが、メンバーの協力で乗り切れたことが100回につながったと思う。メンバーに感謝したい。今後も大きく変更せずに続けていくが、コロナ禍を経て、つながりが途絶えてしまったメンバーもいるので、初参加の人も含めて多くの皆さんに参加してもらえるように運営していきたい」と意気込む。

葛経ラジオ
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース