葛飾・金町のアスラボプログラミングスクール(葛飾区東金町1)が7月13日、新小岩校(東新小岩5)を開校した。
小学1年生~中学3年生を対象に「講師は全員、理科大生」をコンセプトに2021年、金町校を開校した同スクール。代表の高井洸烈さんは「生徒数が100人を超え対応が難しくなってしまったため、新たなエリアでの開校に向けて物件を探していた」と話す。
新小岩校の開校について、昨年の「かつしかフードフェスタ」のイベント「ドローンサッカーバトル」で同スクールのチームが対戦した東京アンテナ工事(東新小岩5)の三矢宏社長が、同社本社ビル1階のスペースを土曜に提供することになり、実現に至ったという。
高井さんと三矢さんは7月5日、かつしかFM「葛飾経済新聞ラジオ」に出演し、今後の展望を語った。番組で高井さんは「これからは現役の理科大生のアルバイト講師を20人以上抱えることになるが、会計のことなど、もっと勉強しなければならない。経営者として大先輩である三矢さんにぜひ教えを乞いたい」と話し、三矢社長は「新小岩にはもっと若い力が必要。特に東京理科大のアスラボの皆さんは貴重な存在。高井さんが毎日夜遅くまで新小岩駅前でチラシを配る姿を見て、より一層、支援の気持ちが強くなった。彼らは現役大学生ながら、既に経営者」と期待を寄せる。
同スクールでは、2人の生徒に講師1人が付き、小学1年生から受講可能で、プログラミングの基礎を学ぶ「ブロックコーディングコース」、プログラミング言語のPython(パイソン)を使い「マインクラフト」を動かす「Pythonコース」の2コースを用意する。
開校は土曜の13時30分~17時。