亀有の韓国料理店「ウリ商店」(葛飾区亀有3、TEL 03-3602-9224)が7月15日で亀有に移転して3周年を迎える。
パク・クムスクさんが2007年に開店した同店。以前までは亀有駅にほど近い商店街で乾物などを販売していたが、「本場韓国の味を知ってもらいたい」と駅前に移転した。
店内は、食事ができるスペースと、韓国乾物やパクさん手作りによる漬物などを販売するスペースで成る。食事スペースは全部で20席。客単価は3,000円前後。韓国仕込みのつけダレを使った「豚骨付きカルビ」(1,600円)は多くのリピーターを集める主力メニュー。パクさんは「韓国の家庭の味を楽しんでもらうため、仕込みはすべて自分で行っている」とこだわりをみせる。
3周年を記念して、食事の利用客全員に白菜キムチ・キュウリのキムチ・カクテキの3種を土産として進呈している。パクさんは「スーパーで買うようなキムチとは異なり、お店の看板であり名物。自店の味を知ってもらうのが何よりもの感謝の気持ち」と話す。「気持ちを込めて作ったキムチ。ぜひ食べてもらいたい」とも。
これまでの3年間について、パクさんは「亀有には非常に気持のいい人ばかり。多くの常連さんは母のようにしたって毎日あいさつしてくてる人も。この街を選んで良かった」と振り返り、今後については、「亀有の街もどんどん成長していく。自分も街と一緒に成長していければ」と話す。
営業時間は11時30分~23時30分。火曜定休。キムチサービスは今月16日まで。