亀有の純喫茶が「暑さ撲滅キャンペーン」-甘みを強調したコーヒー提供

3種の中でも最も甘いとされる「はちみつミルク」。1番冷えるという4版テーブル(ゲーム台)にて。

3種の中でも最も甘いとされる「はちみつミルク」。1番冷えるという4版テーブル(ゲーム台)にて。

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 亀有の喫茶店「喫茶モア」(葛飾区亀有5、)で8月9日から、「暑さ撲滅キャンペーン」と題して3種類のアレンジコーヒーを提供し始めた。

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 同店は1987(昭和62)年創業で、今年で23年目。店内は純喫茶らしい内装でテーブルは6卓。うち3卓はゲーム卓でレトロな雰囲気を醸し出す。メーンの客層は40~60代の地元客で、人気のメニューは昔ながらの味わいのナポリタン(650円)。近年は落ち着いた雰囲気や、懐かしい味わいを求めて若年層の来店客も少なくない。

 今回のキャンペーンについて、オーナーの松橋進さんは「かき氷やパフェなども考えたが、当店のコーヒーを使ったものでアピールしたかった」と話す。同店では3種のコーヒー豆を使い分けて利用客に提供しており、通常の店よりも濃い目のコーヒーを提供している。「多くの来店客は濃いコーヒーを飲むが、今回は甘めに設定し、夏の暑さを和らげる3種を開発した」という。

 メニューは「ココナッツミルク」「はちみつミルク」「チョコレートシロップ」の3種。あらかじめ作られた各種ミルクに濃い目にローストされたコーヒーを入れ、生クリームをトッピングする。「コーヒーよりもミルクの比率を高くすることによって、より味わいが深く優しくなる」と特徴を挙げる。

 近年の喫茶店と異なり、強めのエアコンも同店の特徴。今年は猛暑のせいで23度に設定し、店を涼しくしているという。「世間では弱冷房などあるが、メーンの客層は外回りから帰ってくる人が多い。テーブルによっては日が当たる席もあるので来店時に相談してほしい」と。最も冷える席は「4番テーブルのカウンター側。寒さに強い人はぜひ」と笑って話す。

価格は各400円(食事注文時には200円)。営業時間は9時~21時。日曜定休。

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