タカラトミー、10年ぶりにジェニーをリニューアル-目ヂカラアップも

同商品のラインアップ。より現代の女の子に受け入れられる工夫がされている。鉄道ファン親子が高崎に集結-「ムーミン」タッチ、「D51」乗車も(高崎前橋経済新聞)

同商品のラインアップ。より現代の女の子に受け入れられる工夫がされている。鉄道ファン親子が高崎に集結-「ムーミン」タッチ、「D51」乗車も(高崎前橋経済新聞)

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 タカラトミー(葛飾区立石5)は9月16日から同社の人気ブランドである「ジェニー」をリニューアルし、を発売する。

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 ジェニーは1986年に登場した同社(旧タカラ)の女の子向け着せ替え人形。同社の「ごっこ遊び」を主体とする「リカちゃん」ブランドと異なり、目鼻立ちがクッキリとしているのが特徴。同社広報の佐伯さんは「小学校に入学したあたりの女の子をメーンターゲットとした商品。少し年上のお姉さんに憧れて洋服を着替えたり、オシャレをしたりなど『女の子の憧れ』をテーマとしている」と話す。

 今回の新作発表は約3年ぶり。リニューアルは10年ぶりとなり「コーディネート自由自在」をテーマに商品構成やパッケージデザイン、ロゴなども一新。「近年のジェニーはドールとして高い評価を受けていたが、今回のリニューアルでターゲット層の女の子に楽しんでもらえるように開発した」(佐伯さん)と本来のジェニーの対象者を意識した。

 今回発売されるジェニーの他に、は「クール系」「姫ギャル系」など5種類のファッションテイストを提案するため、幅広いジャンルのキャラクター4種も追加。どの種類も目を大きくし、まつげのボリュームもアップさせている。目を大きくしていることについて同社広報の前田さんは「より現代のニーズに合わせたモデルのような顔を演出している。ユーザーは自分がスタイリストになった気分でファッションを楽しむことができる」と話す。

 また、着せ替えアイテムである「ウェアボックス」(各種630円)は11月までに77種のラインアップを揃える。「女の子のセンスによってブーツやワンピース、そしてトップスなどの組み合わせができるようになっている。十人十色のジェニーが楽しめる」(佐伯さん)とも。

 同ブランドの今後ついては「ジェニーも同社の大事なブランドであり商品。自分も体験したことがあるが、誰もが知っているブランドを深堀して価値を見出すことが大事。今後も女の子の憧れを満たしていくような商品展開を行っていきたい」とさらなる展開を目指す。

 種類は「エクステチェンジ ジェニー」「エアリーカット シオン」「キラカワデコ あやの」「ゆるふわカール ジェシカ」「ポップカラー みらい」の5種。価格は各3,990円。同社は同商品を展開し、今後3年で10億円規模の売上げを目指す。

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