「立石フェスタ2010」の開催が9月4日に迫り、関係者は準備に追われている。
同イベントは2003年から開催され今年で8回目。当初は「浅草サンバカーニバルのようなにぎわいを立石に持ち込んでみたかった」と話す立石フェスタ副実行委員長の細谷政男さん。サンバカーニバルは現在も継続されているが、より街のピーアールになるためにと3回目から現在のイベント名に変更した。
同イベントは主に立石に関連する商店や企業が中心となって運営されており、毎年サンバカーニバルやフォークダンス、音楽祭などを開く。今年は新たに「打ち水大作戦」「立石ミニ縁日」などのイベントも予定する。
新しく加わった「ミニ縁日」は駅南側の商店街一角で開催。以前までは毎月7のつく日に縁日などでにぎわっていたが、年を追うごとに減少・廃止となってしまった縁日。「今年はその縁日の風景を復活させ、子どもたちが楽しんでもらえるイベントになれば」(細谷さん)と、ヨーヨー釣りやくじびきなどを無料で行う。
併せて、当日の様子を写真に収めて投稿する「立石フォトコンテスト」も開催。同8日深夜まで投稿を受け付け、優秀作品には記念品などを贈る。
細谷さんは「多くの企業と地元の有志が集まって作るイベント。イベント前には関係者数十人で深夜までアイデアを出し合うこともある。地元住民が面白い街と自慢できるようなイベントに成長させていきたい」と意気込みをみせる。
開催時間は9時30分~17時。少雨決行。