亀有の酒販店、ユニークのし紙提供開始-新しい中元文化を提案

ユニークのし紙2種と高澤さん

ユニークのし紙2種と高澤さん

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 亀有の酒販店「酒匠T-STYLE.」(葛飾区亀有3、TEL 03-6231-2239)が6月24日、「おもしろのし紙」の提供を始めた。

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 同店はワイン・日本酒を取り扱う酒販専門店。普段使いの低価格のワイン・日本酒のほか、贈答品用のアイテムも多くそろえている。

 今回のサービスについて、店主の高澤浩昭さんは「日本の古くから伝わる風習だが、最近では社内や地域での交流の希薄さか、20年近く前に比べて半分以下になり、お中元・お歳暮自体の存在感が薄れてきた。新時代のお中元の一つの提案になれば」と話す。

 同店が用意したのは、通常よりもカラフルなオリジナルで作成したのし紙。のし紙のデザインは全部で約15酒類を用意し、来店客のメッセージを記入することも可能。「今までのお中元のイメージは、日頃世話になっている上司や大家などに贈る堅いイメージ。今回の面白のし紙で、日頃親交のある友人・家族などにカジュアルに利用してほしい」と、ギフト意識の薄い20~30代の若年層を狙う。

 併せて、のし紙に撮影した写真を添付するサービスも。繁忙期を除けば約10分程度でのし紙が完成する。高澤さんは「子どもや夫婦の成長など、贈る相手に向けた世界に一つのプレゼントにも。日頃の感謝の気持ちを贈るという日本の文化を新しい形で残していければ」と話す。

 ラッピング料金は無料(箱代は別途)。営業時間は12時~24時(日曜・祝日は20時まで)。

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