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柴又で「おいでよっ!MADコンテスト」-今年の優勝賞品は団子5キロ

優勝賞品の団子5キログラム(100人前)を持つ石川幾生さん

優勝賞品の団子5キログラム(100人前)を持つ石川幾生さん

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 9月22日に開催する「柴又宵まつり」のPRイベントとして行う「おいでよっ!MADコンテスト」の募集が8月7日、始まった。

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 同コンテストは今年で2回目。昨年はあめ専門店「松屋の飴(あめ)総本店」(葛飾区柴又7)のあめ切り動画を素材として使ったコンテストを行い、35作品が集まった。宵まつりが行われる神明会商店街の石川宏太会長は「昨年も多くの作品が集まりとてもにぎやかになった。今までにないタイプの告知方法で、今年も期待したい」と話す。

 企画を担当したじも研(葛飾区亀有3)の強口雄亮さんは「昨年は効果があるか手探りだったが、多くのニコニコ動画のMAD職人たちが協力してくれ、実際に宵まつりにも足を運んでくれた。そのときに聞かれた『来年も、こうしたイベントをやってほしい』という声に応えたもの。歴史ある柴又とネットカルチャーの新しい融合で、今年も街が盛り上がってくれれば」と期待を寄せる。「昨年は視聴者から素材の提供やアドバイスを多くもらった。今年も参加者と企画者が一体になるイベントになれば」

 昨年は松屋の飴10メートル分が賞品として提供されたが、今年の優勝賞品は高木屋老舗(柴又7)の草だんご5キロ(約100人前)を用意。今回の実行委員でもある7代目の石川幾生さんは「前年よりもインパクトのある賞品にしようと思い、100人前の団子をまとめてみた。まとめるととてもだが団子に見えない」とほほ笑む。一方で、「インパクト勝負には成功しているが、賞味期限が1日という部分で、どのように提供しようか悩んでいる。チケットにしたり、小分けで送る方法も考えているが、みんなで柴又名物をおいしく食べてもらえれば」とも。

 今後について、幾生さんは「スカイツリー効果で東東京が注目されているが、柴又は団体バスなどの高齢者観光客が多く、比較的若者が少ない。今回のコンテストをきっかけに、若者にも魅力のある街というイメージができれば」と期待を込める。

 応募締め切りは9月15日。同20日にニコニコ生放送・ユーストリームで本選発表を予定する。

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